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大阪の底地買取相場はいくら?更地との違いや、損をせずに手放すための現実的な選択肢

大阪の底地買取相場はいくら?更地との違いや、損をせずに手放すための現実的な選択肢

「親から相続した大阪の土地。でも昔から他人が家を建てて住んでいる」

「地代は微々たるもので、固定資産税を払ったら手元にほとんど残らない。売ろうにも、いくらになるのか全く見当がつかない」

日々、地主様からこうしたご相談をお受けしています。先祖代々の土地だから何とかしたいと思いつつも、どうにもできずに何十年も経ってしまった……という方は、大阪には本当に多くいらっしゃいます。

日本の法律では、借りている側(借地人さん)の権利が非常に強く守られています。そのため、土地の持ち主であっても自由に活用できず、第三者に売ろうとしても「自由に使えない土地」として敬遠されてしまいます。

借地借家法についてはこちら(e-gov検索)

でも、決して諦める必要はありません。状況に合わせて正しい手順を踏めば、長年抱えてきた底地も、きちんと整理することができます。

今回は、私たちが普段の現場で直面している「大阪の底地のリアルな買取相場」と、手元に残るお金を少しでも多くするための現実的な方法についてお話しします。

 

目次
1. どうして大阪には底地が多い?売れにくい本当の理由
2. 大阪の底地買取相場、実際のところいくらになる?
3. 底地を少しでも高く、賢く手放すための3つの選択肢
4. 売却をスムーズに進めるために、今やっておきたいこと
おわりに


 

どうして大阪には底地が多い?売れにくい本当の理由

「うちの近所、こういう貸地ばっかりやな」と感じたことはないでしょうか?

大阪府内、特に生野区や西成区、城東区などの下町エリアには、底地が今もたくさん残っています。昔から商人の街として栄えた大阪では、限られた土地を効率よく回すために「土地を持つ人」と「上に家を建てる人」を分ける習慣がありました。さらに戦後の高度経済成長期、家を建てる人たちに安く土地を貸し出し、長屋や文化住宅がどんどん建っていったという歴史もあります。

底地が売れにくい理由は、まさにここにあります。土地を持つ人(地主様)と家を持つ人(借地人さん)が違うため、権利が複雑に絡み合ってしまうのです。とくに古い契約のままだと、「地主なのに自分の土地に対して一歩も踏み込めない」という、とてももどかしい状態が続いてしまいます。

 

大阪の底地買取相場、実際のところいくらになる?

一番気になるのは、「結局、うちの底地はいくらで売れるのか?」ということですよね。

少し厳しい現実をお伝えすることになりますが、一般的な不動産会社や買取業者にそのまま引き取ってもらう場合、相場はだいたい「更地価格の10%〜15%程度」に落ち着くことが大半です。たとえば、更地なら3,000万円で売れるはずの土地でも、底地のままでは300万円〜450万円程度の評価になってしまうことが多いのです。

「自分の土地なのに、たったの1割?」と、がっかりされる方もいらっしゃいます。しかし、買い手側から見ると、これにはどうしても避けられない理由があります。

・利益が出にくい
地主様が受け取っている「地代」は、周りの駐車場代などに比べてもかなり安く設定されていることがほとんどです。固定資産税などを引いたら利益がほとんど出ない 土地を、わざわざ投資目的で買おうとする人はまずいません。

・銀行でお金が借りられない
自由に活用できず、すぐに現金化するのも難しい底地は、金融機関からの担保としての評価が極めて低くなります。買主がローンを組めないため、現金で一括購入できる一部の人や業者にしか売れず、どうしても価格が下がってしまうのです。

 

底地を少しでも高く、賢く手放すための3つの選択肢

では、どうすればこの状況から抜け出せるのでしょうか。底地は「誰に買ってもらうか」で、手元に残る金額がガラッと変わります。代表的な3つの方法を見ていきましょう。

①借地人さんに買い取ってもらう

底地を一番高く評価してくれるのは、今その土地を借りている借地人さんです。借地人さんにとっても、底地を買い取って「完全な自分の土地」にすれば、建替えや売却が自由にできるようになります。お互いにとってメリットが大きいため、更地価格の半分程度での交渉がまとまりやすく、一番理想的な形です。

②借地人さんと「等価交換」をする

底地の一部と借地権の一部を交換し、お互いが「自分一人で自由にできる土地(更地)」を持てるように整理する方法です。長年の複雑な権利関係をすっきり清算でき、それぞれが完全な所有権を得られます。これで自由に売ることも、新しく家を建てることもできるようになります。

③底地・借地専門の買取業者に売却する

借地人さんに買い取る余裕がなかったり、すでにお互い直接話ができる関係ではなかったりする場合。そんな時に頼りになるのが、専門の買取業者です。普通の不動産会社では「うちでは扱えません」と断られる底地でも、権利調整のノウハウを持つ専門の会社なら、現状のまま買い取ってくれます。価格は下がってしまいますが、「早期に現金化ができる」という点に加え、地代の集金や将来のトラブルといった重荷からすぐに解放されるメリットは、決して小さくありません。

 

売却をスムーズに進めるために、今やっておきたいこと

底地の整理を進めるにあたって、頭の片隅に置いていただきたいポイントがあります。

・境界線をはっきりさせておく
いざ売却の話が進み始めてから「実はお隣と境界でもめている」と分かるのが、一番のタイムロスになります。古い土地だと境界の印がないことも多いので、早めに測量をしてお隣との境界を確定させておくことが、スムーズな売却への近道です。「測量なんてどこに頼めばいいか分からない」「お隣さんと顔を合わせて話すのは気が重い」という方もご安心ください。私たちが境界確定の測量手配から隣地の方との立ち会い調整まで、すべて窓口となってお引き受けいたします。

・一人で悩まず、専門の窓口に相談する
底地の問題は、地主様と借地人さんという「人と人との感情」がぶつかりやすいため、当事者同士で話し合うとどうしてもこじれがちです。底地に詳しい不動産会社や、法律のプロである弁護士、税務のプロである税理士。こうした連携体制が整っているところに相談するだけで、驚くほど話が前に進むことがあります。

 

おわりに

底地の売却は、正直にお伝えして一筋縄ではいきません。地代の交渉、権利の整理、そしてご親族や借地人さんとの意見のすり合わせ。いくつもの壁が立ちはだかります。

だからこそ、まだご自身に気力や体力があるうちに、最初の一歩を踏み出していただきたいのです。

「この先、この土地をどうしていけばいいんやろう」
「借地人さんとの関係をこじらせずに、綺麗に整理したい」

そんな風に少しでも感じていらっしゃるなら、まずは私たちにそのお悩みをお聞かせください。

大阪を中心に創業36年。底地や再建築不可といった、ひと癖もふた癖もある物件の買取と問題解決に、長年現場で取り組んできました。顧問弁護士や税理士、司法書士、測量のプロである土地家屋調査士と連携しながら、あなたの「これから」を支える一番良い答えを一緒に探し解決します。

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